何気なく捨てているゴミに個人情報が書かれていることは多いです。
住所が書かれた手紙や宅急便など、みなさんはどのように捨てていますか?
万が一、個人情報が洩れてしまうと迷惑電話がかかってきたり困りますよね…。
また、個人情報の塊のような携帯やパソコンが壊れた時には、買い替えたりすることもありますよね?
携帯やパソコンの個人情報を消して安全に捨てる方法はどんなものがあるのでしょうか?
オススメの方法を紹介します。
個人情報が書いてあるゴミの捨て方
- 住所や自分の名前、電話番号が記載されている部分を細かくちぎる
- 太い油性ペンで文字の上からなぞる
- 文字消しスタンプを押す
- シュレッダーにかける
個人情報が書いてあるゴミは紙類が多いため、ついついそのまま古紙回収として捨ててしまいがちですが、それは危険です。
古紙回収は袋で口を縛る方法ではなく、紙袋にガサッと入れたり、まとめてひもで束ねて捨てることが多いので個人情報が特に流出しやすいのです。
住所や自分の名前、電話番号が記載されているゴミは細かくちぎるか、切るなどして文字が読めないようにし、燃えるゴミとして捨てましょう。
文字が読めなくなればよいので、太い油性ペンで上からなぞる対処法でも良いですね。
最近では便利な道具が売られており、スタンプのようなものを押すと文字が消えたり、家庭用の小さなシュレッダーもあります。
念入りに個人情報流出を防止したい方にはオススメですが、シュレッダーの電源を入れたり、道具を取り出したりなど一手間かかるので面倒な方はちぎるだけでも充分だと思います。
携帯やパソコンの捨て方
- 小型家電リサイクルボックスを利用したり引き取りサービスを行なっているお店に渡す
- 携帯のSDカードを抜き初期化する
- ソフトウェアによるデータの消去をおこなう
- パソコンのメーカーに郵送で送る
携帯やパソコンなどのデジタル機器を買い替えることがあると思いますが、古い携帯やパソコンなどはどのように廃棄したらよいのでしょうか?
個人情報がたくさん入っているので、安易には捨てられないですよね…。
そこでご利用いただきたいのが小型家電のリサイクルボックスです。
2013年4月1日からスタートした「小型家電リサイクル法」の対象に携帯とパソコンは含まれています。
資源の有効活用のためにも活用していただきたい廃棄方法なのです。
小型家電のリサイクルの箱は区役所や駅、スーパーなど調べてみると意外と多くの場所に設置されています。
この箱に入れるだけでよいので簡単に捨てられます。
小型家電リサイクルボックスが近くにない場合、地域の差はありますが、引き取りサービスを行っているところもあります。
問題の個人情報ですが、市が指定する収集業者が回収し、セキュリティの高い施設で市が管理するので安心です。
回収後はデータ蓄積部分を破壊し個人情報を消去してくれます。
念のため、携帯は捨てる前にSDカードを抜き初期化した方が良いです。
パソコンも同様、ソフトウェアによるデータの消去をしておいた方がより確実に個人情報の流失を防げますが、携帯もパソコンもデータを消さずに、小型家電リサイクルボックスに入れるだけで捨てられるので便利ですね。
その他にも、携帯ショップに携帯を持ち込めば、目の前で携帯を破砕処理してくれます。
本当に個人情報が消去されたと自分で確かめられるので良いですよ。
パソコンであれば、自分のパソコンのメーカーに郵送で送るとデータを消去し廃棄してくれます。
パソコンに「PCリサイクルマーク」がついていれば無料です。
業者を利用しパソコンや携帯を捨てる方法
- 電話一本ですぐに回収しにきてくれる
- 日時指定ができ、土日祝も対応可能
- データの削除依頼ができ、「データ消去証明書」を発行してくれる業者がある
- 不用品回収業者なら、その他の不用品も一緒に回収してくれる
業者を利用してパソコンや携帯を捨てる方法もあります。
様々な業者がありますが、個人情報の観点から考えて、必ず信頼できプライバシーを守る業者を利用することが重要です。
パソコン廃棄業者はいろいろありますが、個人情報漏洩を防ぐために会社概要がインターネット上にしっかりと明記されている業者を選びましょう。
「会社名」、「住所」、「電話番号」、「代表者名」を確認できる業者であれば会社が存在していることが分かり安心して利用できます。
基本的なことですが、自分でパソコンなどを分解して個人情報のデータを消去することはやめましょう。
危険ですし、破壊されているパソコンは業者で回収することができず、また小型家電リサイクルボックスに入れることもできません。
まとめ
- 名前・住所などが書かれた郵便物は、そのまま捨てる前にグッズを利用して個人情報を削除する
グッズ例)シュレッダー、シュレッダーはさみ、スタンプ、マジックペンなど - パソコン・携帯の処分方法は、①近くの区役所や駅にある小型家電リサイクルボックス②パソコン・携帯ショップ③不用品回収業者などの3つがある
- パソコン・携帯を処分する前には中のデータが流出してしまわないように、データの消去が必ず必要
- パソコン・携帯のデータ消去は、パソコン・携帯ショップまたは不用品回収業者など専門業者に依頼することで、安心安全に個人情報を消去することができる
恐怖!個人情報漏洩の実例
家庭ごみのもえるごみの日に、書類や情報入りのCDが入ったゴミ袋をいつものように集積所へ出した時のこと、近所の住人により勝手に無断でその場で開けられ、中身を見られ、大変憤りました。
事業所を営んでいる会社が、あるゴミ収集業者に定期回収の契約をし、ゴミの回収を行ってもらっていました。風が強いある日、収集車輛の回転盤をまわし圧縮をかけた瞬間、袋が爆ぜて書類が飛び散り、お客様の情報が載った書類を他人に拾われ、見られてしまうという事が起きました。お客様より強くお叱りを受けました。
山エコの安心できる対応方法
書類やCDなどの情報が載った物を処分依頼する際、次のような方法があります。
※個人の方は分別方法が異なりますので、お気軽にお問合せ下さい。
手間もお金もかけず、他人に情報を知られることなく廃棄したい。
書類(可燃ごみとして)やCD(不燃ごみとして)をそのまま45Lのビニール袋に入れ、弊社に依頼して下さい。ゴミ収集業者はお預かりした廃棄物は処分場まで、飛散させることなく運搬するという義務を負っているので、基本的に漏洩する事はありません。
手間は少しかかるが、お金はかけず、他人に情報を知られることなく廃棄したい。
書類(可燃ごみとして)はこまめに裁断機(シュレッダー)を利用し、CD(不燃ごみとして)は傷を付ける、あるいは、ハサミで切込みを入れるなどして(手を切ったり、破片を吸い込まないようにして下さい)、45Lのビニール袋に入れ、弊社に依頼して下さい。万が一、他人の手に触れても悪用されないように準備する事が大事です。
手間やお金をかけ、より慎重に情報漏洩しない方法で廃棄を依頼したい。
書類は重要書類(機密書類)の溶解処理という依頼方法を選択します。ダンボールをご用意していただいたのち、そこに他人に知られてはいけない情報入りの書類(紙のみ)を詰めていき、ダンボールを紙テープで封していただきます。 箱型の4t車輛を使用し、一切外部に見られることなく、製紙工場まで運搬し、処理完了後には、溶解処理証明書も発行いたします。CDに関しては、データ消去ソフトを利用して、ディスク内に書き込まれたデータを消去したのち、廃棄(不燃ごみとして弊社に依頼)するようにしましょう。さらに不安を無くしたい方は、傷を付けたりハサミで切込みを入れたりしましょう(手を切ったり、破片を吸い込まないようにして下さい)。
お客様の声
医療機関で働く者ですが、お客様の情報が載った紙カルテを処分していただきたくて、山本エコロジーさんに相談しました。 溶解処理の方向でアドバイスをいただき、お電話でダンボールの中に入れてはいけない物をご指示してもらいました。金額設定は、㎏=●●円(忘れました…)+運搬費で案内していただきました。溶解証明書も発行していただき、ありがとうございました。
行政書士事務所の者ですが、インターネットで対応業者を検索し、ブログを拝見したのちに、山本エコロジーさんへ問い合わせをさせていただきました。注意事項の点で、クリップやファイル、紙の種類でも感熱紙やカーボン紙等々はダンボールに詰めてはいけませんと事前に教えていただいたので、準備にも困らなかったです。安心して廃棄を頼むことができました。その節はありがとうございました。
紙の溶解処理を頼みました。量が多かったので、お金は多少かかってしまいましたが、箱詰めから手伝っていただいたので、とても助かりました。
また溜まったら頼みます。
介護事業所に勤めています。 利用者様の情報が入ったCD-ROMを廃棄するため、定期回収の契約をしている山本エコロジーさんに相談しました。産廃としての処理方法になるが、他人に情報を盗まれないために、事前にCD-ROM廃棄の準備方法はこのようにしていただければ安全です。と親身に教えてくれました。
知っている業者さんなので迷わず依頼させてもらいました。